松浦啓一氏がデジタルアーカイブ学会第2回学会賞の功労賞を受賞されました

松浦啓一氏がデジタルアーカイブ学会第2回学会賞の功労賞を受賞されました。

授賞理由

  • 功労賞
  • 松浦啓一氏(国立科学博物館 名誉研究員)

松浦啓一氏は、地球規模の生物多様性関連データを各国ならびに各機関で分散的に収集し、インターネットを通じてデータ利用を可能にしたGBIF(Global Biodiversity Information Facility)の設立当初より深く関わってきた。 さらに、国内ではGBIF日本ノードやサイエンスミュージアムネット(S-Net)を、多くの自然史博物館や大学と連携して構築し、当該研究分野の発展に大いに寄与した。 インターネット公開したデータベースの正確性とデータ共有、標準化データ採用に至る手法や考え方等、GBIF等における各種活動は、今後活発化する様々な分野のデジタルアーカイブ構築において先駆的な研究事例として大いに参考になるであろう。 また、日本における自然史系最大のデジタルアーカイブであり、市民参加型でもある魚類写真資料データベースの構築も注目に値する。

これら、生物多様性関連情報の理解促進のため、デジタルアーカイブの構築・活用に努められた松浦啓一氏にデジタルアーカイブ学会功労賞を授与する。


(デジタルアーカイブ学会ウェブサイトより引用、クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス

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