野鳥のヒートマップが市民の力で進化する

8月19日付けのニューヨークタイムスでは記事" Crowdsourcing, for the Birds“にて、birders(野鳥観察をする人々)をbiological sensorsとして、 幅広い野鳥の分布を網羅的かつ年間を通してデジタル化する仕組みを紹介しています。

鳥類学のネットワークである eBirdにはこのところ年率40%増の勢いでデータが蓄積されてきていますが、 birdersをデータ集積に引きつける携帯用のアプリを開発提供し、データ品質向上を目指して優秀なbirdersを選抜し、 そして、機械学習のシステムも導入したとのことです。 また、品質の観点からeBirdのデータの問題点を指摘する専門家がいる一方で、すでに実用に供されているとのことです。