今、必要とされている生物多様性観測

21世紀の生物多様性研究ワークショップ(2023年度/通算第18回)
  • 日時 2023年12月3日(日)13:30 - 16:30
  • 場所国立科学博物館 上野本館 日本館講堂 および オンライン(Zoom使用)
  • 備考2023年11月27日(月)9:00 申込締切
目次
ワークショップの趣旨

21世紀の生物多様性ワークショップ(通称GBIFワークショップ)も18回目となり、今回は、生物多様性観測をテーマにすることにいたしました。生態系の恩恵を持続的に享受できる社会を築くためには、生物多様性の状態を適切に観測することが第一に必要です。その上で、GBIFに代表されるように観測データに関する情報基盤を整備し、データを解析・評価することによって、地域の活動に貢献し、生物多様性の損失を回復に転じさせる「ネイチャーポジティブ」を実現することが求められています。日本の生物多様性観測は、公的な機関だけでなく、個別の研究者、自然愛好者団体、個人など、さまざまな主体によって行われており、観測の持続性の確保や主体間の連携が必要とされています。今回は、さまざまな生物多様性の観測とデータ活用について紹介し、生物多様性観測の継続と発展に向けた議論を行う場にしたいと考えております。

開催概要

  • 日時:2023年12月3日(日) 13:30 - 16:30
  • 場所:国立科学博物館 上野本館 日本館講堂 および オンライン(Zoom使用)

プログラム

時間演題講演者(敬称略)所属発表資料
13:30-13:40開会挨拶・趣旨説明神保 宇嗣国立科学博物館
13:40-14:10研究者主体の生物多様性長期モニタリングの潮目横井 謙一日本国際湿地保全連合
14:10-14:40森林生態系を地上、空中、宇宙から観測する – センシング技術の発展と展望竹内 やよい国立環境研究所
14:40-14:55休 憩
14:55-15:25自然環境保全基礎調査の今後の展開高橋 啓介環境省生物多様性センター
15:25-15:55生物多様性観測:蓄積されたデータの活用と観測手法の発展深谷 肇一国立環境研究所
15:55-16:25総合討論「生物多様性観測の継続と発展に向けて」
16:25-16:30閉会あいさつ西廣 淳JBON代表

申し込み方法など

  • 定員
    国立科学博物館 上野本館 日本館講堂:80名
    オンライン:200名程度

  • 対象
    専門的な内容を含むため、大学生以上をおすすめします。

  • 参加申込フォーム
    https://forms.gle/oTBzGZwAbyWXUjVU8

  • 参加登録申込締切
    2023年 11月 27日(月)9:00 a.m.

  • 参加費
    無料。現地参加の場合には、通常入館料(一般・大学生 630円。高校生以下・65歳以上および18歳未満は無料)が必要です。

  • 本件問い合わせ先
    国立科学博物館 S-Net/GBIF担当
    神保・太田・柿添・江守
    E-MAIL: s-net_info[at]kahaku.go.jp ([at]を@に変えてください)
    TEL: 029-853-8277 / 8278
    FAX: 029-853-8998


主催:国立科学博物館/国立環境研究所/日本生物多様性観測ネットワーク

後援:国立遺伝学研究所