生物の種名目録を作り共有する

21世紀の生物多様性研究ワークショップ(2022年度/通算第17回)
  • 日時 2022年12月18日(日)13:30 - 16:30
  • 場所オンライン(Zoom使用)
  • 備考2022年12月12日(月)9:00 申込締切
目次
ワークショップの趣旨

21世紀の生物多様性ワークショップ(通称GBIFワークショップ)も17回目となり、 今回は、生物の種名目録の作成とその共有をテーマにすることにいたしました。 種名目録、すなわちある国や地域から記録された生物種のリストは、 生物多様性を理解するために最も基礎的かつ重要な情報の一つです。 国内の生物の種名は、生物分類学関連の学会や研究者等により、様々な形でまとめられ、 目録として公開化されています。 一方、日本ではこれらを一元的に検索・活用できるような仕組みづくりはこれからという状況です。 そこで今回は、種名目録はどのような研究をもとにどうやって作られどう共有されているのか、 現状から課題や期待まで、それぞれの立場から話題提供をいただき、 GBIFを含めた国際的な種名データベースとの連携も視野に、 日本における種名データ整備の方向性について議論する場にしたいと考えております。

開催概要

  • 日時:2022年12月18日(日) 13:30 - 16:30
  • 場所:オンライン(Zoom使用)

プログラム

時間演題講演者(敬称略)所属発表資料
13:30-13:40開会挨拶・趣旨説明神保 宇嗣国立科学博物館
13:40-14:10分類学とはどんな学問か?―種名目録の有用性を考えるにあたって―岡西 政典広島修道大学
14:10-14:40新しい植物の分類体系:新エングラーからAPG分類体系へ伊藤 元己東京大学大学院
14:40-14:55休 憩
14:55-15:25日本産魚類全種目録の作成とデジタルデータの共有本村 浩之鹿児島大学
15:25-15:55種名データベースの国際動向柿添 翔太郎国立科学博物館
15:55-16:25総合討論「日本産生物の種名目録の共有に向けて」
16:25-16:30閉会あいさつ藤田 敏彦日本分類学会連合

申し込み方法など

  • 定員(対象)
    200名程度(大学生以上をおすすめします)※専門的な内容を含みます。

  • 申し込み
    下記のURLより事前にお申し込みください。
    https://forms.gle/1Mfi3QAcERuSnRf67

  • 申し込み締め切り
    2022年12月12日(月)9:00 a.m.まで

  • 参加費
    無料

  • 問い合わせ先
    s-net_info [at] kahaku.go.jp ([at]を@に変えてください)


主催:国立科学博物館

後援:日本分類学会連合/国立遺伝学研究所/国立環境研究所