DNAで探る生物多様性

21世紀の生物多様性研究ワークショップ(2021年度/通算第16回)
  • 日時 2021年12月18日(土)13:30 - 16:35
  • 場所Zoomを利用したインターネット会合
  • 備考2021年12月13日(月)9:00 申込締切
目次
ワークショップの趣旨

21世紀の生物多様性ワークショップ(通称GBIFワークショップ)も16回を数え、 今回は生物多様性情報の様々なトピックスから、DNAバーコーディングを始めとする、 生物多様性情報とDNAとの関わりをテーマにすることにしました。 DNAを用いて生物種を特定しようという技術である 「DNAバーコーディング」が提案されて20年以上経過し、 研究での利用も一般化してきました。さらに、次世代シークエンサーなどの技術の進展に伴い、 汲んだ水から生息する魚種を特定するような、環境DNAを用いた解析手法やモニタリング等への活用も進み、 現場からの期待も高まっています。 一方で、種の特定に利用できる国内での網羅的なDNAバーコードライブラリの構築は道半ばという現状もございます。 今回は、DNAバーコーディングに関する現在の様々な進捗、課題や期待についてそれぞれの立場から話題提供をいただき、 GBIFを含めた生物多様性データベースも活用しつつ今後の日本での活動について考える場にしたいと考えております。

開催概要

  • 日時:2021年12月18日(土) 13:30 - 16:35
  • 場所:オンライン(Zoom使用)

プログラム

時間演題講演者(敬称略)所属発表資料
13:30-13:35開会あいさつ神保 宇嗣国立科学博物館
13:35-14:00DNAバーコーディングはどんな技術か神保 宇嗣国立科学博物館
14:00-14:30DNAバーコーディングで迫る東南アジア植物の多様性遠山 弘法国立環境研究所
14:30-15:00Reverse taxonomyを活用した日本産Mollisioid菌類における多様性の探索板垣 ひより東京大学大学院
15:00-15:15休  憩
15:15-15:45日本産昆虫類におけるDNAバーコーディングの現状と課題山迫 淳介農業・食品産業技術総合研究機構
15:45-16:15DNAバーコーディングに関する技術は保全や博物館活動の現場でどう活用できる?金尾 滋史滋賀県立琵琶湖博物館
16:15-16:30質問・総合討論
16:30-16:35閉会あいさつ伊藤 元己東京大学

申し込み方法など

  • 定員(対象)
    200名程度(大学生以上をおすすめします)※専門的な内容を含みます。

  • 申し込み
    下記のURLより事前にお申し込みください。
    https://forms.gle/5GeEFEPaBVQUj64x7

  • 申し込み締め切り
    2021年12月13日(月)9:00amまで

  • 参加費
    無料

  • 問い合わせ先
    s-net_info [at] kahaku.go.jp ([at]を@に変えてください)


主催:国立科学博物館/東京大学大学院総合文化研究科、共催:国立遺伝学研究所