加速するGBIFデータの利活用

21世紀の生物多様性研究ワークショップ(2020年度/通算第15回)
  • 日時 2020年12月5日(土)13:00 - 14:40
  • 場所Zoomを利用したインターネット会合
  • 備考2020年11月30日(月)9:00 申込締切
目次
ワークショップの趣旨

今年はCOVID-19の世界的流行によって、生活様式が大幅に変わりました。 対面式の会合が中止・延期となり、さまざまなオンラインツールを利用した会合になりました。 コペンハーゲンにあるGBIF事務局も3ヶ月近くの閉鎖を余儀なくされ、その後もリモートワークを中心とした活動になっています。 しかし、会合のオンライン化は、必ずしもマイナスばかりではありません。 移動が少ない分、いろいろな人を演者に呼べますし、参加も容易です。

この機会を利用し、例年国立科学博物館講堂で開催している本ワークショップも、初めてオンラインで開催することとしました。 そして、内容もGBIFデータの利活用を具体的に示したものにしてみました。 GBIFは、いまや16億件を超えるデータを世界に提供しています。 利用者は、オンラインでこのデータをいつでも利用できます。 本ワークショップでは、このデータを利用して論文の出版にむすびつけた実例を紹介しながら、データの追跡がどのようになされているかを紹介し、さらにGBIFや関連サイトからのデータの利用を考えます。

開催概要

  • 日時:2020年12月5日(土) 13:00 - 14:40
  • 場所:オンライン(Zoom使用)

プログラム

時間演題講演者(敬称略)所属発表資料
13:00-13:10開会あいさつ細矢 剛国立科学博物館
13:10-13:25GBIFデータを利用した日本のきのこ固有種の探索細矢 剛国立科学博物館
13:25-13:45分子データとGBIFデータから紐解く植物の分布変遷プロセス池田 啓岡山大学
13:45-14:05GBIFデータを用いて地球規模の生物多様性損失への対応策を検討する大橋 春香森林研究・整備機構森林総合研究所
14:05-14:10休  憩
14:10-14:30総合討論・質問細矢 剛国立科学博物館
14:30-14:40閉会あいさつ伊藤 元己東京大学

申し込み方法など

  • 定員(対象)
    200名程度(大学生以上をおすすめします)※専門的な内容を含みます。

  • 申し込み
    下記のURLより事前にお申し込みください。
    https://forms.gle/hCLWim3s89gWAW1t8

  • 申し込み締め切り
    2020年11月30日(月)9:00amまで

  • 参加費
    無料

  • 問い合わせ先
    s-net_info [at] kahaku.go.jp ([at]を@に変えてください)


主催:国立科学博物館/東京大学大学院総合文化研究科、共催:国立遺伝学研究所