目的
このワークショップは、我が国も参画している国際協力事業である地球規模生物多様性情報機構
(Global Biodiversity Information Facility (GBIF))が、
“Proof of Concept” を目的とした2006年までの第1期の成功を受けて、
2007年から本格運用期である第2期へと発展していくことから、
GBIFの活動の主要なテーマの一つである生物多様性インフォマティクスについて、
国内外の専門家による講演を行うとともに、研究交流を促進することにより、
GBIFの活動のさらなる発展に貢献するとともに、
GBIFにより提供される生物多様性情報を我が国において十二分に活用していく
国内研究コミュニティーを広げることを目指して企画しました。
開催概要
- 日時:2006年10月30日(月) 9:30 - 16:30
- 場所:家の光会館コンベンションホール
- 主催:国立遺伝学研究所、東京大学大学院総合文化研究科、国立科学博物館
- 後援:内閣府、外務省、文部科学省、環境省、農林水産省、分類学会連合、自然史学会連合、日本微生物資源学会、情報知識学会、科学技術振興機構
プログラム
時間 | 演題 | 講演者(敬称略) | 所属 | 発表資料 |
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9:30-9:50 | GBIF の歴史、現状、あるべき未来像 | 岩槻 邦男 | 兵庫県立人と自然の博物館 | |
9:50-10:10 | 生物多様性情報基盤の確立にむけて: 本格運用に移行するGBIFデータポータルとその将来像 | 伊藤 元己 | 東京大学大学院 総合文化研究科 | |
10:10-10:30 | 国立環境研究所における生物多様性情報活動と今後の展開 | 植弘 崇嗣/清水 英幸/松永 恒雄/志村 純子 | 国立環境研究所 | |
10:30-10:50 | 休 憩 | | | |
10:50-11:10 | 日本の自然史博物館のネートワークによる自然史標本情報の発信 | 松浦 啓一 | 国立科学博物館 | |
11:10-11:40 | 生物多様性情報と生物資源情報のナショナルデータベースへの統合とデータ連携 | Kim, Chang-Bae | Korean BioInformation Center (KOBIC) | |
11:40-12:10 | 生物多様性データベースの統合と地球規模データベースとの連携 | Shao, Kwang-Tsao | RCBAC | |
12:10-14:00 | 休 憩 | | | |
14:00-14:20 | Fish-BOL プロジェクトの概要 | 宮 正樹 | 千葉県立中央博物館 | |
14:20-14:40 | 農業景観調査情報システムRuLISの構築と生物多様性研究への適用 | 山本 勝利/楠本 良延 | 農業環境技術研究所 | |
14:40-15:00 | 生物多様性と遺伝的多様性 | 森脇 和郎 | 理研筑波研究所 | |
15:00-15:20 | 休 憩 | | | |
15:20-15:40 | 生物多様性情報と環境省 -現状と方向性- | 黒田 大三郎 | 環境省 | |
15:40-16:00 | 地球規模で見たGBIFの役割と現状 | 星 元紀 | IUBS | |
16:00-16:20 | 閉会の辞 | 菅原 秀明 | GBIF | |