日本甲虫学会第14回大会 公開シンポジウム「甲虫研究に生物多様性情報を活用する ―データを使えば、研究がもっと面白くなる!―」

  • 日時 2024年11月17日(日)13:00 - 15:00
  • 場所東京都立大学 南大沢キャンパス 11号館204教室
  • 備考主催:日本甲虫学会/共催:日本生物多様性情報イニシアチブ(JBIF)
目次
趣旨

技術の発達により,近年,甲虫の研究ではますます多くのデータが活用されるようになってきました.標本や観察のデータ件数が増加しているという量的な側面にとどまらず,インターネットで誰でも閲覧できる種名目録の公開・整備,マイクロCTなどを活用した詳細な形態の観察,より詳細なファウナ情報の蓄積,DNAバーコード情報に基づく種間関係の解明,分布情報や環境データを用いた分布予測など,質的な側面でも研究を行なう上での大きな変化が生じています.

このシンポジウムでは,それらの多様な生物多様性情報に焦点をあて,実際に研究で活用されている演者の方をお招きし,どんなことがわかる・できるのかの情報共有を行う場にしたいと考えています.このシンポジウムを通じて,参加者の皆様が普段行っている甲虫の研究で「これは使ったら面白そう!」と思っていただけるような場とできればと思っております.

開催概要

  • 開催日時:2024年11月17日(日) 13:00 - 15:00
  • 場所:東京都立大学 南大沢キャンパス 11号館204教室
  • 参加費:無料.ただし,日本甲虫学会・日本昆虫分類学会合同大会の研究発表や小集会も聴講されたい場合は,受付にて学会大会参加費をお支払いください

プログラム

  • 司会:柿添 翔太郎
  • 総括:神保 宇嗣
演題講演者(敬称略)所属
生物多様性情報って何?どんなことがわかるの?柿添 翔太郎国立科学博物館
一匹の甲虫標本から得られる形態データは∞(無限大)野村 周平国立科学博物館
実践!検視標本データの整理・解析・公開千田 喜博庄原市立比和自然科学博物館
食物網解明のためのDNAバーコードローカルライブラリの構築岸本 圭子龍谷大学

ウェブサイト

詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。

https://coleoptera.sakura.ne.jp/event/taikai/taikai2024.html


主催:日本甲虫学会
共催:日本生物多様性情報イニシアチブ(JBIF)