イベントの記事一覧  33 件

GIS を用いた標本の地理情報の活用
第42回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会

サイエンスミュージアムネット(S-Net)では、参加機関の皆様から提供いただいたデータをS-NetやGBIF、ジャパンサーチ等を通じて公開し ...

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今、必要とされている生物多様性観測
21世紀の生物多様性研究ワークショップ(2023年度/通算第18回)

ワークショップの趣旨

21世紀の生物多様性ワークショップ(通称GBIFワークショップ)も18回目となり、今回は、生物多様性観測をテーマにすることにいたしました。生態系の恩恵を持続的に享受できる社会を築くためには、生物多様性の状態を適切に観測することが第一に必要です。その上で、GBIFに代表されるように観測データに関する情報基盤を整備し、データを解析・評価することによって、地域の活動に貢献し、生物多様性の損失を回復に転じさせる「ネイチャーポジティブ」を実現することが求められています。日本の生物多様性観測は、公的な機関だけでなく、個別の研究者、自然愛好者団体、個人など、さまざまな主体によって行われており、観測の持続性の確保や主体間の連携が必要とされています。今回は、さまざまな生物多様性の観測とデータ活用について紹介し、生物多様性観測の継続と発展に向けた議論を行う場にしたいと考えております。

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博物館や自然史標本データベースを取り巻く状況の変化
第41回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会

開催概要 日時:2023年6月10日(土) 13:30 - 16:00 場所:Zoom を利用したインターネット会合 内容 演題 講演者(敬称略) 所属 開会挨拶・注意事項 神保 宇 ...

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標本データ準備と公開のためのノウハウ集
第40回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会

概要 2月18日に、第40回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会を開催します。 多くの皆様のご参加をお待ち致しております。 ...

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生物の種名目録を作り共有する
21世紀の生物多様性研究ワークショップ(2022年度/通算第17回)

ワークショップの趣旨

21世紀の生物多様性ワークショップ(通称GBIFワークショップ)も17回目となり、 今回は、生物の種名目録の作成とその共有をテーマにすることにいたしました。 種名目録、すなわちある国や地域から記録された生物種のリストは、 生物多様性を理解するために最も基礎的かつ重要な情報の一つです。 国内の生物の種名は、生物分類学関連の学会や研究者等により、様々な形でまとめられ、 目録として公開化されています。 一方、日本ではこれらを一元的に検索・活用できるような仕組みづくりはこれからという状況です。 そこで今回は、種名目録はどのような研究をもとにどうやって作られどう共有されているのか、 現状から課題や期待まで、それぞれの立場から話題提供をいただき、 GBIFを含めた国際的な種名データベースとの連携も視野に、 日本における種名データ整備の方向性について議論する場にしたいと考えております。

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新しくなったS-Netシステムの紹介とデータベース連携
第39回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会

概要 6月25日に、第39回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会を開催します。 多くの皆様のご参加をお待ち致しております。 ...

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分類群同定の基礎と専門家・分類学者との連携
第38回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会

概要 2月26日に、第38回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会を開催します。 多くの皆様のご参加をお待ち致しております。 ...

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DNAで探る生物多様性
21世紀の生物多様性研究ワークショップ(2021年度/通算第16回)

ワークショップの趣旨

21世紀の生物多様性ワークショップ(通称GBIFワークショップ)も16回を数え、 今回は生物多様性情報の様々なトピックスから、DNAバーコーディングを始めとする、 生物多様性情報とDNAとの関わりをテーマにすることにしました。 DNAを用いて生物種を特定しようという技術である 「DNAバーコーディング」が提案されて20年以上経過し、 研究での利用も一般化してきました。さらに、次世代シークエンサーなどの技術の進展に伴い、 汲んだ水から生息する魚種を特定するような、環境DNAを用いた解析手法やモニタリング等への活用も進み、 現場からの期待も高まっています。 一方で、種の特定に利用できる国内での網羅的なDNAバーコードライブラリの構築は道半ばという現状もございます。 今回は、DNAバーコーディングに関する現在の様々な進捗、課題や期待についてそれぞれの立場から話題提供をいただき、 GBIFを含めた生物多様性データベースも活用しつつ今後の日本での活動について考える場にしたいと考えております。

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S-Netを動画で学び活用する
第37回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会

概要 7月3日に、第37回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会を開催します。 多くの皆様のご参加をお待ち致しております。 詳 ...

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パネル討論会:これからの日本の生物多様性情報インフラを考える

趣旨

2001年に設置された地球規模生物多様性情報機構GBIFは、設立20年を経過し、現在までの活動を評価するとともに、新しい戦略立案に向けて活動がスタートしました。 一方、日本では2010年に名古屋で開催されたCOP10から10年が経過し、新しい国家戦略の立案に向けて活動が進んでいます。 GBIFの日本ノードであるJBIFは、文部科学省/国立研究開発法人科学技術振興機構JST/国立研究開発法人日本医療研究開発機構AMEDからの助成(ナショナルバイオリソースプロジェクトNBRP)を受け、国立科学博物館が運営するサイエンスミュージアムネットにて国内の標本情報を公開するとともに、GBIFにデータを提供してきました。 この間、日本では、生物多様性情報について理解と公開が進み、現在では800万件近くのオカレンスデータが公開、利用できるようになり、データの活用も進んでいます。 また、NBRPも令和3 (2021)年度で第4期が終了します。一つの時代の区切りと新しい時代を迎えるにあたり、いままでの活動を振り返り、将来について考える機会を持ちたいと思います。

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